じゃりちゃん鉄道は一夜にして出来たのではありません。
子供の時からの夢を追いかけ続け、こつこつと長年造り続け現在のレイアウトになりました。
V0.0 1959年~1965年 幼児期
父・祖父ともに国鉄職員でした。
初めてレールの上を走る鉄道模型をお祖父ちゃんからもらってご満悦
V0.1 1970年~1974年 小中学校時代
小学5年生の時からHOを始め、中学時代のお座敷レイアウト。カツミの金属道床をつないでいました。
お座敷レイアウト全景。後ろにはあこがれのターンテーブル。
書棚に並んだ車輌たち。2眼レフカメラも一緒です。
V1.0 1975年~1977年 高校時代
現在のレイアウトの基本形は高校時代に作成しました。
高校の文化祭にて「模型の部屋」を開催。
レイアウトは、改造を重ね現在に至っています。
当時は、アリイのプラモ車輌の改造車を作っていました。
T1.0 1978年~1979年 大学時代(鉄研1)
広島工業大学 鉄道研究会に所属していました。このレイアウトは先輩の方々が作られたクラブ所有レイアウト。高校時代に、模型店の地下会場で行われた運転会で感激し、広島工業大学に入学しました。
T2.0 1980年~1981年 大学時代(鉄研2)
広島工業大学 鉄道研究会 2代目レイアウト
これは、私達の時代に完成したレイアウト。
本線が複線から、複複線になりました。少し近代的なレイアウトとなりました。
じゃりちゃん鉄道の線路配置は、カーブポイントを使ったホーム周辺の線路配置や上下線の間からヤードへの引き込み線が出るところなどこのレイアウトの影響を受けています。
赤いアーチ鉄橋とターンテーブル・給炭塔は私の作品です。
じゃりちゃん鉄道でもほぼ同じ給炭塔を再作成しました。
V2.0 2001年 現在レイアウト制作開始
大学卒業後、就職して会社の寮生活をしていましたのでレイアウトからしばらく離れていましたが、結婚して子供が幼稚園に入園した頃からHOレイアウト制作を再開しました。
高校時代に製作した初代 じゃり鉄レイアウトの本線を利用し、カトー製の線路を本線に増設、カツミの金属道床線路をヤード使用して現在のレイアウトの制作を自宅ガレージで開始しました。
V2.1 2002年 現在レイアウトの原型
2002年12月 外回り支線、外側ヤード、背景画、タウン、ターンテーブルを追加し現在のじゃりちゃん鉄道原型が出来ました。
V2.2 2003年 高架線開通
2003年8月 新幹線高架、高架駅、500系新幹線コントローラー製作、カトー製運転台型コントローラー設置、ターンテーブル ガーターの日本型化改造
等を実施
V2.3 2004年 ジオラマ充実
2004年4月 タウンを再構築しミニSL公園製作。道路を拡幅、延長しラジコンバス
の運行開始、高層ビル完成、ターンテーブル扇状庫完成
2004年11月 サウンド機能付きコントローラー、CCD車載カメラシステム 導入
在来線ホーム屋根、橋上駅舎完成
V3.0 2005年 本線パターン変更
じゃり鉄 Ver 3 レイアウトへ大幅にプラン変更
夢見る自宅でのフル編成運転。Nゲージなら、簡単に実現するのに、HOでは叶わぬ夢なのか。現在のガレージ内レイアウトでは、7両編成までしか入線できないので改善に着手。
[改善目標]
1.20m級車輌12両編成入線可能な直線ホームとヤードの設置する。
2.本線長も長くしてロングランとする。
3.急勾配を緩和する。
4.山、トンネルを設置してレイアウトに変化を与える。
5.ヤードから、内外回りへ直接入線可能とする。(現在はどちらかを渡る必要あり)
[改善案]
1.ガレージ奥のラック下に本線を引き、棚に高架線を設置して12両編成対応ホーム。
2.本線1周は 21.4m → 24.4m に3m延長
3.全体的に本線が長くなり勾配を緩和。
外回り上り勾配 2.4% → 2.2% に緩和
内回り上り勾配 2.8% → 1.9% に緩和
4.ラック前を山・トンネルとする。
5.本線上下線を一部分離し、メインヤードへの引込み線は、本線上下線の間から出す。
V3.1 2005年 ストラクチャー充実
V3.0 でフル編成対応可能になりました、しかしターンテーブルが奥に行って目立たなくなったので、手前に移動しました。また、本線内側に機関庫を作りました
V3.2 2006年 山・トンネル制作
1.デュアルキャブコンを作り替えました。(右下)
2.ワンハンドルコントローラーを追加しました。
3.山・トンネルを作りました。
4.自動踏切りを設置しました。
5.ターンテーブルへの入線路を2本に分岐しました。
V3.3 2008年 池、路面電車線 制作
1.奥の山の前に池ができました。
2.池の周りと新幹線駅の前に路面電車がDCC制御で複数台走るようになりました。
3.ワンハンドルコントローラーが阪急8000系仕様になりました。
V4.0 2009年 外周線 開通
2009年3月 V3.3レイアウトの外側に 外周モジュールレイアウトを制作。
このモジュールレイアウトだけだと短時間で設営も可能。
会場サイズに合わせて、伸縮可能となっています。
V5.0 2015年 レイアウト大型化
新幹線16両フル編成 複線対応に高架線を大改造
同時に本線、モジュールレイアウトも大型化
V6.0 2018年 外周線ジオラマ化
外周モジール線路にバラストを敷き、田んぼ、畑、池などのシナリーを追加